洗剤希釈のしかた
洗剤は濃すぎても薄すぎてもいけません。決められた希釈倍率を守って作業を行ってください。希釈方法は、以下の通りです。
【例えば50倍に希釈する場合】 洗剤1に対して水49の割合で混ぜ合わせます。 5リットルの洗剤を作る場合は、洗剤100cc をバケツに入れ、水を5リットルの所まで入れると、ちょうど50倍希釈になります。 |
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吸水バキュームがない場合の汚水回収のしかた
汚水を回収する方法はいくつかありますが、効率よく回収するにはやはり吸水バキューム(ウエットバキューム)を使用するべきです。しかし、これらがない場合には道具を用いて効率よく回収することができます。道具は、スクイジーまたはフロアドライヤー、フロアワイパーなどの名称で呼ばれるゴムヘラの付いたもので、自動車のワイパーと同じように水をかきとる道具です。これと文化チリトリや鉄道チリトリなどを用いることで、汚水を回収します。(清掃のプロが行っている方法です)
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モップの洗い方・絞り方
※以下(1)~(3)を数度繰り返して、絞った時に出る水がきれいになったら、(3)の操作を繰り返して充分に絞ります。
また、モップを素手で絞る場合は、モップの糸の中に鋭利なモノが入っていないか確認してから行ってください。
流水中でモップを流しの底につけ、軽く上下させて汚れを流します。 |
モップを中央付近から左右へ分けます。 |
左右へ分けたモップを両手で持ち、両手の親指を内側へ押し込むような感じで絞ります<矢印の向きに絞る> |
水拭きのしかた
水拭きを3回するなど回数を指定した作業がありますが、教室など全ての水拭きを終えることを1回とした場合には、これを3回行うのは非常に非効率的です。効率の良い水拭きのしかたは、連続した流れの中で指定回数の水拭きを行う方法です。
1番目が水拭きを始めます。2番目、3番目はそのまま待機しています。 |
1番目の後を追うようにして2番目が水拭きを始めます。3番目はそのまま待機しています。 |
1番目・2番目の後を追うようにして3番目が水拭きを始めます。 1番目の人は1回目の水拭き 2番目の人は2回目の水拭き 3番目の人は3回目の水拭き このような流れになります。 |
1番目のモップが汚れてきたら2番目のモップを1番目の人が使い、3番目のモップを2番目の人が使います。3番目の人は新しいモップを使います。1番目が使っていたモップは、洗いに回します。モップ交換の目安は10~20平方メートル毎です。教室の場合には、1/3程度拭いたら交換します。 |
以上、3番目が一通り水拭きを終えるまで、上記の手順を繰り返し行います。
モップは汚れたまま使用すると、水拭きの意味がなくなりますので、早めに交換するよう心がけてください。